飲食業歴25年のろんぐです。
お店や会社では沢山の営業の電話を受けます。
一日最低でも3件。平日5日としても
月間60件、年間720件も!10年間で7200件です!多いですね!
ご予約の電話や、業者の電話なども来るので
興味のない営業の電話はなるべく早く切りたいのが本音です。
長年にわたり受け続けてわかったダメな営業電話を例に
話し方のコツや話し上手になるポイントを紹介します。
- どうせならお互い気持ちよく電話したい!
- まずはメリットになる事をいち早く伝えて欲しい!
- 話を聞いてくれない人には粘らず良い印象で終わること!
断るのも気を使います。
当初は「興味ありません。」と速攻切っていましたが、
中には感じの良い話し方、丁寧な方もいて聞いてあげたくなる時もあります。
心がこもっているのが1番良いです。
お店でアルバイトしていた学生が営業の仕事に就職した事もあり
無下に断ったら可哀想と思うこともありました。
なるべくお互いに傷つかない断り方も考えました。
→ある程度聞いてあげる
→営業の電話が多いので対応できないから興味があれば電話しますと伝える
→名前と電話番号を聞く
→電話を切る
これだと二度と電話もかかってこないし、興味があれば電話すればいいしお互い嫌な気がしないかなと。
担当がいないので、と断るとその後2、3回結局電話対応する事になります。
お互いに無駄足ですよね。
営業電話で損する人
周りの声が聞こえる。
電話の向こう側から別の人の声が丸聞こえしている事があります。
話にも集中できないですし、勝手にかけてきといて失礼なので気をつけましょう。
自信満々な人
テンション高めで売り込んでくる人がいますが
こちらからすると、いきなり来た電話なので圧が強すぎて引いてしまいます。控えめに腰低く、かつ少し自信ありくらいでいきましょう。
前置きが長い
「お忙しい時すいません」って言ってダラダラ話す方多いです。
「忙しいのですいません」って切ったことあります。
気を使いすぎて話の内容が遠回しになってしまっていませんか?
ほとんど「興味ありません」って言われて終わるのであれば
商品名と会社名だけでも覚えてもらえればラッキーくらいの気持ちで臨みましょう。
忙しい時間帯に電話をかけない。
飲食店であれば昼ピークの12時台に電話かけるのは興味があっても聞く事が出来ません。
相手の職種や状況を考えて、スケジュールを立てましょう。
契約してます詐欺
年々巧妙になっています。いかにも現在契約してるように話し、
大事なお話なのでとオーナーに代わらせようとする人。
電気、ガス会社に多いですが騙された気持ちになるので正直気分悪いです。
騙そうとしているわけではないのでしょうが印象良くないですね。
電話番号フリーダイアル0120
勧誘の電話だとわかるので、そもそも出たくない。
これはどうしようもないのでしょうが、一日何本も勧誘の電話を受ける身としては萎えます。
逆ギレする人
断られ続けているのか態度が悪い人もいます。
「興味ないのですいません」と断ると無言で電話を切ったり、
キレ気味に「何で興味ないんですか?理由を教えて下さい。」という人もいました。
私は話始めでほとんど決めているのですが、
電話の挨拶だけでも「もっと話してみたいな」と思う人がいます。
言葉には心の声が伝わってしまいます。
もしイライラしていたら自分では意識していなくても相手には伝わります。
お客様はバカではありません。すぐにバレますよ、気持ちの奥が。
電話する前に準備として忘れてはいけないのは、お客様の時間を勝手に奪うということ。
心地よい時間を与えると決めてから電話して下さい。
売りたい商品もその会社もイメージが悪くなってしまいます。
断られないようにする為に話続ける人
電話を切らせたくない気持ちが強すぎて、
相手の気持ちを考えず一方的に話しすぎてしまう。
相手を置きざりにしてしまっているので、まずは話を三段階くらいに分けておきましょう。
「まずはメリットを話す」
そこで相手の反応を見て気になる所を質問してもらっても良いと思います。
そうすると何処に注目しているのかがわかるので、その注目ポイントをもっと深く話してみてください。
売る事ばかり考えていると、言葉にもそのニュアンスが伝わってしまいます。まずは相手のメリットになる事を話しましょう。
マニュアル通りに進める人
気持ちが入ってない営業電話ほツラいものはありません。
感情なしで棒読みの人からは、いくらその商品が良くても
そんな人からは買いたくはありません。
よくあるのが電話の人と説明に来る人が別のパターンです。
万が一会う約束が取れたとして、説明に来てくれた人に電話で話した内容が届いておらず
一から話さないといけない場合です。
電話でアポイントメントが取れたら話した内容、
気になっている事などメモして担当に伝達して下さい。
まとめ
電話だけでもその人がどんな人なのかは伝わります。楽しい人なのか、暗い人なのか。
はたまた誠実な人なのか、意地悪な人なのか。
日頃から楽しんで生活して相手の立場になって考えられる人であれば
電話でもその人柄は伝わります。
楽しい人、誠実な人からお勧めされたら買いたくなるはずです。
人生も営業電話も大変ですがお互い「損する人」ではなく「得する人」になりたいものです。
お客様の時間を勝手に奪っている営業電話は
まずこの電話で得をすると思ってもらえたらチャンス有りです。
長々と話して何を売りたいのかわからないようでは話になりません。
ダメもとで当たって砕けろの精神は必要ですが戦略を考えて端的に話してみて下さい。
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