こんにちは、飲食業25年ろんぐです。
今年は、いよいよ東京オリンピックです。
以前話題になった言葉「お・も・て・な・し」
飲食店やホテル、旅館で働いていたら一度は言われた事がある
「おもてなしの心でお客様を迎えましょう。」
でも、どんな事すれば良いの?
そういえばよく理解しないまま使ってた。って方も多いと思います。
「最近忙しいから優しい気持ちが持てない。」
「ありがとうと言われる接客がしたい。」
そんな方に少しでも参考になれば嬉しいです。
- そもそも「おもてなし」とは?
- おもてなしの心を作るモーニングルーティン
そもそも「おもてなし」とは?
おもてなしってよく聞くけど具体的にどういう事ですか?って言われると
ちゃんと答えられないですよね。私もわからないまま使っていました。
このように説明されてもやっぱりわからないですよね。
私が25年の飲食業経験で教わってきた事です。
「あなたが好きな人を思い浮かべて下さい」
その人があなたの働いているお店や旅館に
お客様で来るとしましょう。
その時あなたは何をしてあげたいですか?
例えば私ならこうです。
お母さんが来るとしたら、
「母はきれい好きで料理上手だった」から
「お店をきれいに掃除して、美味しい料理を食べさせてあげたいな」と思います。
この気持ちが「おもてなし」です。
好きな人の事を思い浮かべて、
こうしてあげたいああしてあげたいと考える事です。
どんなお客様に対してもこんな気持ちで仕事に取り組めたら、
毎日心が幸せになれますよね。
おもてなしの心を作るモーニングルーティン
「毎日忙しいから、そんな心にゆとりなんて持てないよー!」
特に飲食業で働いていると時間がありませんよねー。
でも大丈夫!
忙しい毎日だからこそ生活のルーティンに入れて確実に、
そして無理なく
おもてなしの心を作る事ができます。
そのルーティンは
「気持ちの良い挨拶」です。
皆さん朝起きて家庭がある人は家族に、独り身の人は会社で
「おはよう」って挨拶してますよね?
ここでのポイント4つ、ただの挨拶ではなく「気持ちの良い挨拶」です。
- 自分から
- 名前を呼んで
- 目を見て
- 笑顔で
相手に言われるのを待たないで自分から相手を探して声をかける。
多分相手が社長だったら自分から挨拶しますよね。
「社長おはようございます。」って。
自分に利益がある人、あの人怖いからとか、先輩だから、
じゃなくって相手が誰でも同じように挨拶するっていう所が大事です。
名前を呼んで挨拶していますか?
「お母さんおはよう!」
「(先輩)Aさんおはようございます」
「(新人)Bちゃんおはよう」
自分が言われたら嬉しくないですか?私はとっても嬉しいです。
私を見て言ってくれていると思うから嬉しいんです。
今度観察してみて下さい。
名前呼びながら毎日挨拶してる人ほとんどいないですから。
何度も言いますよ、だから嬉しいんです!
そして必ず目を見て下さい。でも目の合わない人もいます。
ずーっと見てくれない人もいますが毎日続けて下さい。
笑顔で挨拶は言うまでもないですが。
何となくのながら挨拶ではなく、気持ちの良い挨拶を意識をしてできるか?です。
この4つのポイントを意識して、さらに毎日続ける事でこんな事が変わってきます。
自分軸で考えられるようになる。
これは、わがままになるという事ではなくて相手の事を考えて
自分のしたい事ができるようになります。
今まで他人が挨拶を疎かにしていたら
「なんであの人は挨拶ができないんだろう」とか考えてしまう人でも
考え方を自分軸にしてブレずに気持ちの良い挨拶を継続していけるようになります。
朝の挨拶習慣を変えて、
自分から何かしてあげたいと思う心を鍛えて
おもてなしの心で
接客の仕事を楽しんでいきましょう!
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