アルバイトのシフト管理って大変ですよね?
パートさんとコミュニケーションがうまく出来ない!
シフトの希望が合わずスケジュールが決められない!
私自身もアルバイト20人のシフトをやりくりしていた経験があります。
大学生は「試験前だから休ませてください。」
「サークル合宿があるので2週間休みたい。」
「冬休みはたくさんシフトに入りたい。」
主婦は「子供が熱出たので休ませてください」
「子供が夏休み中はお休みください」
など様々な希望がありました。
規模の大きいレストランだったので、休み希望があれば自分が出るしかありませんでした。
シフト調整するだけでも時間がかかるし、シフト出してくれない人もいるし
毎日管理するだけで疲れちゃいますよね?
この記事を読むとわかること
上手くいくシフト管理3つのコツをお話します。
私は25年以上飲食業です。
大手ファストフードからレストランウェディング
フレンチ、イタリアンなど
現在もレストランの現場、シフト管理、社員教育
商品開発など経営に携わっております。
従業員に興味を持ち状況を把握する事
アルバイトの人は働き方、希望は個人によって全然違います。
日曜日休みたい人、平日休みたい人、
休みは少なくていいからとにかく稼ぎたい人。
それぞれ家族もいて、生活があるので毎日不安でもあります。
そもそもアルバイトは希望があって当たり前。
だからアルバイトですもんね。
わかってはいるもののシフトの希望が多すぎて、
気づけばワガママだな〜とか思っちゃいますよね、ね!
みんなが気持ちよく働けるように、自分も楽しく無理なく働けるようにするために
従業員の生活状況や希望、考えていることを把握しておきたいものです。
興味を持って接すること
私は当初、従業員との会話と言えば仕事のことだけ。
当たり前ですが仕事の話しかしないので打ち解けず
コミュニケーションも上手くいきません。
辞める人も多くてシフト作りはますます大変になってしまいました。
「もうだめだ!1人では何も出来ない!」
皆んなに助けてもらおうと素直に話をしたことがきっかけで
自分も何かしてあげたいという気持ちから
プライベートな会話も増えていきました。
シフトの希望も今までは言われていただけでしたが、
「そろそろ夏休みだけど休みどうする?」「大学の試験期間は休みたい?」とか
自分から気にかけて聞くようになっていました。
そうしていくうちにアルバイト同士でシフト調整してくれたり
助けてくれるようになりました。
さらに毎日従業員に対して気を使っていたら(常に気をかけてあげる)
お客様にも気を使ってくれる従業員も現れました。
興味を持って接することで店の雰囲気は良くなりシフト調整も楽になりました。
平等であること
よく聞く相談は、
シフト管理者が自分だけ土日に連休があるとか、シフト管理者はずるいというものです。
上司、店長なので不満を言うにも言えず我慢するしかない!
これってダメ店長、ダメ上司ですよね。
シフトを上手く作るにはシフト管理者が、ややツライは基本です。
でも最初だけです。みんなを優先してあげてみんなを満足させてあげてから
自分も平等にしていきましょう!最初は身を削ってください。最初だけです。
シフトだけでなく仕事中も雑談中もエコひいきをしない事が大事です。
知らず知らずのうちに仕事のできる人を優先していってしまいますが
どんな時でも従業員は平等かどうかを感じています。
不平等さを感じるとシフトにも影響していきます。
誰でも同じ仕事が出来るようにする
シフトを決めるとき、Aさんは出来るけどBさんは出来ない。
だからシフト希望が入っていても入れられないってことありますよね?
誰が休んでも誰でも出来る!を目標にしてください。
でも最初は全員に教えていくのが超大変ですよね。
わかります。仕事が出来る人にだけ教えていくと短期間では楽なんですが
長期的に考えると全員に教えこむべきです!
ポイントは、向き不向きに関係なく全員に教えていくことです。
パートさんの上下関係も出来にくいし、評価もしやすくなります。
公平さも保たれますし、思ったよりもやる気と向上心に繋がりますよ。
まとめ
シフト管理のコツは、まず相手に興味を持つこと。
興味を持って人と接すれば相手も自分に興味を持ってくれます。
毎日、気をかけてあげれば店思いの従業員が増え助けてくれます。
常に平等に接して、皆んな同じ仕事が出来るような仕組みを作れば
やる気につながり雰囲気も良くなります。
最後まで見ていただいてありがとうございます!
少しでもお役に立てたら嬉しいです。
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